Clinical snapshot

セファレキシンドライシロップ小児用50%「日医工」

シロップ用セファレキシン

添付文書改訂 2024年02月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • 〈適応菌種〉

本剤に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、大腸菌、クレブシエラ属、インフルエンザ菌

  • 〈適応症〉

  • 表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症

  • 外傷・熱傷及び手術創等の二次感染

  • 咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染

  • 膀胱炎、腎盂腎炎

  • 涙嚢炎、麦粒腫

  • 外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎

  • 歯周組織炎、顎炎、抜歯創・口腔手術創の二次感染

  • 猩紅熱

用法・用量

通常、幼小児に対しては、体重kgあたりセファレキシンとして1日25~50mg(力価)を分割して6時間毎に経口投与する。 重症の場合や分離菌の感受性が比較的低い症例に対しては、体重kgあたりセファレキシンとして1日50~100mg(力価)を分割して6時間毎に経口投与する。 なお、年齢、体重、症状により適宜増減する。

使用上の注意

  1. 8.1ショックがあらわれるおそれがあるので、十分な問診を行うこと。

  2. 8.2本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

  3. 8.3急性腎障害等の重篤な腎障害があらわれることがあるので、定期的に腎機能検査を行うなど観察を十分に行うこと。

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1セフェム系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者(ただし、本剤に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しないこと)

治療上やむを得ないと判断される場合を除き、投与しない。

  1. 9.1.2ペニシリン系抗生物質に対し過敏症の既往歴のある患者

  2. 9.1.3本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、蕁麻疹等のアレルギー症状を起こしやすい体質を有する患者

  3. 9.1.4経口摂取の不良な患者又は非経口栄養の患者、全身状態の悪い患者

観察を十分に行うこと。ビタミンK欠乏症状があらわれることがある。

9.2 腎機能障害患者

  1. 9.2.1高度の腎障害のある患者

投与量を減らすか、投与間隔をあけて使用すること。血中濃度が持続する。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
Al-P上昇 1%未満
ALT上昇 1%未満
AST上昇 1%未満
カンジダ症 1%未満
そう痒 頻度不明
ビタミンB群欠乏症状(舌炎 1%未満
ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症 1%未満
めまい 1%未満
リンパ腺腫脹 頻度不明
下痢 1〜5%未満
全身倦怠感 1%未満
出血傾向等) 1%未満
口内炎 1%未満
口内炎 1%未満
嘔吐 1〜5%未満
好酸球増多 1%未満
悪心 1〜5%未満
発熱 頻度不明
発疹 頻度不明
神経炎等) 1%未満
紅斑 頻度不明
胃不快感等 1〜5%未満
腹痛 1〜5%未満
蕁麻疹 頻度不明
血小板減少 1%未満
軟便 1〜5%未満
関節痛等 頻度不明
頭痛 1%未満
顆粒球減少 1%未満
食欲不振 1〜5%未満
食欲不振 1%未満
黄疸 1%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を発揮し、その作用は殺菌的である5),6)。

18.2 抗菌作用

試験管内でブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、大腸菌、クレブシエラ属に抗菌力を示す7),8)。

薬物動態

16.1 血中濃度

  1. 16.1.1血清中濃度

セファレキシンドライシロップ小児用50%「日医工」を1g(セファレキシンとして500mg(力価))健康成人男子に絶食単回経口投与した結果、血清中セファレキシン濃度は図のように推移した2)。 (注意:本剤は小児用製剤である。)

AUC0→6
(μg・hr/mL)
Cmax
(μg/mL)
Tmax
(hr)
T1/2
(hr)
セファレキシンドライシロップ小児用50%「日医工」 28.34±9.26 15.19±4.65 0.55±0.16 2.11±1.42

(1g投与,Mean±S.D.,n=10)

血清中薬物濃度推移

血清中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。

16.3 分布

血清蛋白結合率:限外ろ過法にて測定された血清蛋白結合率は約15%であった3)(外国人データ)。

16.4 代謝

健康成人に経口投与後、生体内で代謝されず、未変化のまま尿中に排泄された4)。

薬価情報

YJコードに紐付く薬価基準収載データを年度別に表示します。

同成分参考薬価: ¥18.90
本剤のYJコード(6132002R4094)に完全に一致する薬価データが見つかりません。 代わりに、同一成分・同一規格(YJコード前方一致)の同等品・他社製品の薬価情報を表示しています。
年度 品名 規格 単位 薬価 後発品 適用日 製造販売会社
2026年度
セファレキシン500mgシロップ用
6132002R4019
500mg1g 500mg1g ¥18.90