Clinical snapshot

スルカイン錠100mg

ピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチル錠

添付文書改訂 2023年02月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

胃炎に伴う胃痛・嘔気・胃部不快感

用法・用量

ピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチルとして、通常成人1日100~800mgを1~4回に分割(1回1~2錠を1日1~4回)経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

長期連続投与は避けること。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
下痢 1〜5%未満
便秘 1〜5%未満
口渇 頻度不明
悪心 頻度不明
過敏症状 頻度不明
食欲不振 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

局所麻酔作用、鎮痙作用により胃痛、嘔気、胃部不快感等を抑制する。

18.2 局所麻酔作用

ピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチルの懸濁液を投与した場合、アミノ安息香酸エチルより軽度の表面麻酔作用を示す(ウサギ)2)。またピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチル塩酸塩はプロカインと同程度の浸潤麻酔作用及び表面麻酔作用を示す(カエル、ウサギ)3)。 硫酸銅投与による嘔吐を抑制する(イヌ)2)。

18.3 鎮痙作用

ピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチル塩酸塩はアセチルコリン、バリウムによる摘出腸管の収縮を抑制し、ネオスチグミン誘発小腸痙攣に拮抗する(モルモット)4)。

薬物動態

16.1 血中濃度

経口又は静脈内投与において本剤の血中濃度は一次速度式に従って減少する(ラット)1)。

16.4 代謝

経口投与した際、作用部位である胃では変化せず、小腸で速やかに吸収され代謝を受けるものと考えられる(ラット)1)。