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ビタミンB1欠乏症の予防及び治療
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ビタミンB1の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦、はげしい肉体労働時など) ウェルニッケ脳症 脚気衝心
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下記疾患のうち、ビタミンB1の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
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神経痛 筋肉痛、関節痛 末梢神経炎・末梢神経麻痺 心筋代謝障害 便秘などの胃腸運動機能障害 なお、上記疾患に対しては、効果が無いのに月余にわたって漫然と使用すべきでない。
効能・効果
用法・用量
チアミン塩化物塩酸塩として、通常成人1日5〜100mgを経口投与する。 なお、年齢・症状により適宜増減する。
使用上の注意
9.7 小児等
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
相互作用
記載なし
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| 下痢等 | 1〜5%未満 |
| 胸やけ | 1〜5%未満 |
| 軽度の胃不快感 | 1〜5%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
セトチアミン塩酸塩はチアミン塩化物塩酸塩(ビタミンB1塩酸塩)に比べ消化管からの吸収が良く、生体内においてビタミンB1に転化し、ビタミンB1の欠乏又は代謝障害と関係する神経機能障害、心筋障害等を改善する5) 。
薬物動態
16.1 血中濃度
健康成人男子10名にセトチアミン塩酸塩水和物錠35.65mg(チアミン塩化物塩酸塩として25mg)を経口投与したとき、全血中総ビタミンB1濃度は投与2時間後に最高値30.0μg/dLを示し、8時間後には14.5μg/dLまで低下した1) (測定法:蛍光法)。
16.2 吸収
消化管障害のない成人2名に35S-標識セトチアミンをチアミン塩化物塩酸塩として25mg投与したとき、吸収率は4日間で約80%と推定された2) 。
16.3 分布
イヌに35S-標識セトチアミンを1mg投与したとき、5時間後に肝に投与量の6〜7%が分布し、次いで腎に高濃度に分布した2) 。
16.4 代謝
本剤は生体内に広く存在する加水分解酵素によりビタミンB1に転化し、側鎖のカルボエトキシ基はエタノールと炭酸ガスになることが確認されている3),4) (in vitro)。
16.5 排泄
消化管障害のない成人2例に35S-標識セトチアミンをチアミン塩化物塩酸塩として25mg投与したとき、初めの1、2時間内に投与量の18〜21%が尿中に排泄され、24時間で約40%、1週間で51%が排泄された。糞便中へは4日間で20%が排泄された2) 。