Clinical snapshot

コンバントリンドライシロップ100mg

ピランテルパモ酸塩ドライシロップ

添付文書改訂 2023年08月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

  2. 2.2ピペラジン系駆虫薬(ピペラジンリン酸塩水和物)を投与中の患者

効能・効果

回虫、鉤虫、蟯虫、東洋毛様線虫の駆除

用法・用量

通常小児に対し体重1kg当りピランテルとして10mgを1回経口投与する。

使用上の注意

9.3 肝機能障害患者

少数例に一過性の軽微なAST上昇の報告がある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

低出生体重児、新生児、乳児又は2歳未満の幼児を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

10.1 併用禁忌(併用しないこと)

薬剤名等 臨床症状・措置方法 機序・危険因子
ピペラジン系駆虫薬
• ピペラジンリン酸塩水和物
両剤の駆虫作用が減弱するおそれがある。 両剤の駆虫作用が拮抗したとの報告がある1)。

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
AST上昇 頻度不明
めまい 1%未満
下痢 1%未満
不眠 頻度不明
倦怠感 1%未満
冷汗 頻度不明
嗜眠 頻度不明
多汗 頻度不明
悪心・嘔吐 頻度不明
掻痒 頻度不明
発疹 1%未満
腹痛 頻度不明
蕁麻疹 頻度不明
頭痛 頻度不明
食欲不振 1%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

本剤の駆虫効果は、虫体の神経-筋伝達を遮断して運動麻痺を起こすことによるものと考えられている1)。

18.2 駆虫効果

ピランテルパモ酸塩は、イヌ回虫あるいはイヌ鉤虫による感染動物(イヌ)及びネズミ蟯虫による感染動物(マウス)のいずれに対しても、1回投与により駆虫効果を示している18),19),20)。

薬物動態

16.1 血中濃度

健康成人男性5例にピランテルパモ酸塩を体重1ポンド当り5mg注1)を単回経口投与した場合、3時間後に血中にピランテル関連物質として0.2~1.1μg/mLが検出されたが、そのほとんどは代謝物と考えられ、5時間以内にほぼ消失した3)(外国人データ)。

16.5 排泄

健康成人男性5例にピランテルパモ酸塩500mg注1)(ピランテルとして)を単回経口投与した場合、糞中には4例で60~65%、1例で約93%の排泄率を示し、尿中には全例とも1~3%の排泄率を示し、いずれもその大部分が48時間以内に排泄された4)。

注1)承認された用法及び用量は、体重1kg当りピランテルとして10mgを1回経口投与である。