アレルギー性結膜炎、春季カタル
Clinical snapshot
クロモグリク酸Na点眼液2%「VTRS」
クロモグリク酸ナトリウム
添付文書改訂
2024年07月01日
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能・効果
用法・用量
1回1~2滴、1日4回(朝、昼、夕方及び就寝前)点眼
使用上の注意
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。動物実験(ウサギ、マウス)で母体に毒性があらわれる大量の注射により胎児毒性(胎児吸収、体重減少等)の報告がある。
相互作用
記載なし
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| 点眼時一過性の眼刺激感 | 1〜5%未満 |
| 眼瞼炎 | 1〜5%未満 |
| 結膜充血 | 1〜5%未満 |
| 結膜炎 | 1%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
抗原抗体反応に伴って起こるマスト細胞からの化学伝達物質(ヒスタミン等)の遊離を抑制する2),3)。また、ヒト末梢静脈血由来の炎症性細胞(好酸球、好中球、単球)の活性化に対して抑制作用をもつ4)。
18.2 抗原眼誘発反応に対する防御効果
アレルギー性結膜炎患者における抗原眼誘発反応に対して防御効果を示した5)。
18.3 結膜組織内ヒスタミン濃度の低下作用
アレルギー性結膜炎における結膜組織内ヒスタミン濃度の低下作用を示した6)。
18.4 生物学的同等性試験
- 18.4.1アレルギー性結膜炎に対する作用
クロモグリク酸Na点眼液2%「VTRS」とインタール点眼液2%をラット実験的アレルギー性結膜炎モデルの結膜下に投与し、眼瞼結膜内への漏出色素量に対する抑制効果を指標として試験したところ、両剤ともコントロール群と比較して有意に抑制し、両剤間に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が推測された7)。
- 18.4.2眼誘発反応に対する作用
クロモグリク酸Na点眼液2%「VTRS」とインタール点眼液2%をアレルギー性結膜炎誘発ウサギの結膜に投与し、発赤並びに浮腫の抑制効果を指標として試験したところ、両剤ともコントロール群と比較して有意に抑制し、いずれの時点においても両剤間に有意な差は認められず、両剤の生物学的同等性が推測された7)。