〇下記疾患の去痰 上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核
〇慢性副鼻腔炎の排膿
L-カルボシステイン錠
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
〇下記疾患の去痰 上気道炎(咽頭炎、喉頭炎)、急性気管支炎、気管支喘息、慢性気管支炎、気管支拡張症、肺結核
〇慢性副鼻腔炎の排膿
カルボシステインとして、通常成人1回500mgを1日3回経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。
類薬で心不全のある患者に悪影響を及ぼしたとの報告がある。
肝機能が悪化することがある。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| そう痒感 | 1%未満 |
| 下痢 | 1〜5%未満 |
| 口渇 | 1%未満 |
| 呼吸困難 | 頻度不明 |
| 嘔吐 | 1%未満 |
| 悪心 | 1%未満 |
| 浮腫 | 頻度不明 |
| 湿疹 | 1%未満 |
| 発熱 | 頻度不明 |
| 発疹 | 1〜5%未満 |
| 紅斑 | 1%未満 |
| 腹痛 | 1〜5%未満 |
| 腹部膨満感 | 1%未満 |
| 食欲不振 | 1〜5%未満 |
カルボシステインは、粘液の調整作用及び粘膜の正常化作用により粘液線毛輸送能を改善し、喀痰、鼻汁の排泄を促進する。
慢性気道疾患患者の喀痰中のシアル酸、フコースの構成比を正常化した4)。 亜硫酸ガス曝露により変化するシアル酸/フコース分解酵素及びシアル酸/フコース合成酵素活性を正常化した。同時に、その分泌粘液の主成分であるムチン(Muc-5acタンパク質)生成の増加を抑制した5)(ラット)。
慢性気道疾患患者の組織学的検査において気道粘膜の杯細胞過形成を抑制した6)(外国人データ)。 亜硫酸ガス曝露モデルにおいて気道の杯細胞過形成を抑制した7)(ラット)。
亜硫酸ガス曝露により増加する気道への炎症細胞浸潤(数)、活性酸素量及びエラスターゼ活性を抑制した7),8)(ラット)。 fMLPにより刺激したヒト好中球の活性化を抑制した9)(in vitro)。
慢性気管支炎患者の気管支粘膜上皮の線毛細胞の修復を促進した10)。
慢性副鼻腔炎患者で、低下した鼻粘膜粘液線毛輸送能を改善した11)。
エンドトキシン注入あるいは亜硫酸ガス曝露による副鼻腔粘膜の障害を軽減し、修復を促進した12),13)(ウサギ)。
| 投与量 (mg) |
AUC0-24 (μg・hr/mL) |
Cmax (μg/mL) |
Tmax (hr) |
T1/2 (hr) |
|
|---|---|---|---|---|---|
| カルボシステイン 錠250mg「NIG」 |
250 | 7.37±0.60 | 1.74±0.29 | 1.9±0.3 | 1.95±0.40 |
| ムコダイン錠 250mg |
250 | 7.09±0.86 | 1.69±0.22 | 1.6±0.5 | 1.95±0.40 |
(平均±標準偏差、n=10)
血清中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
〈カルボシステイン錠500mg「NIG」〉
| 投与量 (mg) |
AUC0-10 (μg・hr/mL) |
Cmax (μg/mL) |
Tmax (hr) |
T1/2 (hr) |
|
|---|---|---|---|---|---|
| カルボシステイン 錠500mg「NIG」 |
500 | 18.6±4.3 | 4.80±1.18 | 2.4±0.5 | 1.42±0.13 |
| ムコダイン錠 500mg |
500 | 19.3±5.4 | 5.19±1.79 | 2.6±1.1 | 1.51±0.17 |
(平均±標準偏差、n=10)