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カルプロニウム塩化物外用液5%「CH」

カルプロニウム塩化物

添付文書改訂 2023年11月01日

効能・効果

  • 下記の疾患における脱毛防止、発毛促進

  • 円形脱毛症(多発性円形脱毛症を含む)、悪性脱毛症、粃糠性脱毛症、瀰慢性脱毛症、壮年性脱毛症、症候性脱毛症など

  • 乾性脂漏

  • 尋常性白斑

用法・用量

  • 〈脱毛症・乾性脂漏の場合〉

1日2~3回適量を患部に塗布、あるいは被髪部全体にふりかけ軽くマッサージする。

  • 〈尋常性白斑の場合〉

1日3~4回適量を患部に塗布する。

使用上の注意

塗布直後に全身発汗、それに伴う悪寒、戦慄、嘔気、嘔吐等があらわれることがあるので、異常が認められた場合には使用を中止し、水等で洗い流すこと。

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下していることが多い。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
そう痒感 1〜5%未満
それに伴う悪寒 頻度不明
一過性の発赤 1〜5%未満
全身性の発汗 頻度不明
刺激痛 1〜5%未満
嘔吐 頻度不明
嘔気 頻度不明
局所発汗 1〜5%未満
戦慄 頻度不明
熱感 1〜5%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

カルプロニウム塩化物の局所血管拡張作用を円形脱毛症をはじめ各種脱毛症における脱毛防止、発毛促進及び乾性脂漏、尋常性白斑の治療に応用した局所用薬剤である。

18.2 局所血管拡張作用

カルプロニウム塩化物の局所血管拡張作用は、アセチルコリンの約10倍である(ウサギ)5)。

18.3 持続作用

カルプロニウム塩化物は、皮膚浸透性がよく、またアセチルコリンと異なりコリンエステラーゼに抵抗性があるため、作用は持続的である1)。

薬物動態

16.2 吸収

  1. 16.2.1単回投与

1mL中カルプロニウム塩化物10mgを含有するアルコール性溶液注1)(カルプロニウム塩化物外用液5%の1/5倍溶液)を内径1.5cmのポリエチレンキャップに入れ健康成人の前腕にはりつけた場合、1時間後及び3時間後の経皮吸収率はそれぞれ5.4%、15.3%であった1)。

注1)本剤の承認された製剤濃度は5%である。

16.8 その他

  1. 16.8.1生物学的同等性試験

カルプロニウム塩化物外用液5%「CH」とフロジン外用液5%を健康成人男子の前腕内側部にそれぞれ1mL(カルプロニウム塩化物として50mg)ポリエチレン製カップに入れ貼付し、塗布後の経皮吸収について比較検討した。両剤とも同様の経皮吸収率が認められ、生物学的に同等であった2)。