Clinical snapshot

オー消エタ消毒液

76.9~81.4vol%エタノール製剤

添付文書改訂 2025年11月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

損傷皮膚及び粘膜には使用しないこと[刺激作用を有する]

効能・効果

手指・皮膚の消毒、手術部位(手術野)の皮膚の消毒、医療機器の消毒

用法・用量

本品をそのまま消毒部位に塗布する。

使用上の注意

記載なし

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
刺激症状 頻度不明
発疹等 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

アルコールは細胞への浸透性がよいため菌体膜を透過しやすく、菌体蛋白の変性凝固、代謝機能障害、溶菌作用を持つと考えられている1)。

18.2 抗菌作用

本剤は、使用濃度において栄養型細菌(グラム陽性菌、グラム陰性菌)、酵母菌、ウイルス等には有効であるが、芽胞(炭疽菌、破傷風菌等)及び一部のウイルスに対する効果は期待できない。

18.3 効力を裏付ける試験成績

  1. 18.3.1最小発育阻止濃度(MIC)

オー消エタ消毒液について、日本化学療法学会標準法(微量液体培地希釈法)を準用し、菌株4種を用いて最小発育阻止濃度試験を行った結果、オー消エタ消毒液は標準製剤と同等性が認められた2)。

菌株 MIC(vol%)
Staphylococcus aureus(ATCC29213) 12.5
Escherichia coli(ATCC25922) 12.5
Pseudomonas aeruginosa(ATCC27853) 6.25
Candida albicans(ATCC10231) 12.5

最小発育阻止濃度は、有効成分の希釈回数、時間、試験日等の試験条件により異なる可能性がある。

  1. 18.3.2殺菌力試験

オー消エタ消毒液についてMTP法(Microtitration Plate法)を準用し、菌株4種を用いて殺菌力試験を行った結果、オー消エタ消毒液は標準製剤と同等性が認められた3)。

菌株 濃度
(vol%)
接触時間(分)
2.5 5 10 15
Staphylococcus aureus
(ATCC29213)
50
45
40
Escherichia coli
(ATCC25922)
40
35
30
Pseudomonas aeruginosa
(ATCC27853)
45
40
35
Candida albicans
(ATCC10231)
50
45
40

(-):死滅した (+):死滅しなかった

菌株 濃度
(vol%)
接触時間(分)
2.5 5 10 15
Staphylococcus aureus
(ATCC29213)
55
50
45
Escherichia coli
(ATCC25922)
50
45
40
Pseudomonas aeruginosa
(ATCC27853)
50
45
40
Candida albicans
(ATCC10231)
55
50
45
40

(-):死滅した (+):死滅しなかった

殺菌力の有効成分濃度は、有効成分の希釈回数、時間、試験日等の試験条件により異なる可能性がある。