精神運動発作
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
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2.1本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
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2.2腎障害のある患者
効能・効果
用法・用量
スルチアムとして、通常成人1日200~600mgを2~3回に分けて食後に経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。
使用上の注意
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8.1連用中は定期的に肝・腎機能、血液検査を行うことが望ましい。腎不全があらわれることがある。
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8.2眠気、注意力・集中力・反射運動能力等の低下が起こることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。
9.2 腎機能障害患者
投与しないこと。腎不全を起こすおそれがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。 本剤と他の抗てんかん剤を併用投与された母親から右側脳室拡大、特異な顔貌、爪および末節骨の低形成を有する児が生まれ、その新生児に禁断症状(痙攣、興奮症状、易刺激性)があらわれたとの報告がある。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
9.8 高齢者
減量するなど注意すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。
相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| 抗てんかん剤 • フェニトイン |
フェニトインの血中濃度が上昇することがある。 投与量に注意すること。 |
本剤による肝代謝抑制により、フェニトインの代謝を抑制することが考えられる。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| 下痢 | 頻度不明 |
| 不眠 | 頻度不明 |
| 体重減少 | 頻度不明 |
| 便秘 | 頻度不明 |
| 倦怠感 | 頻度不明 |
| 呼吸促迫 | 頻度不明 |
| 多発神経炎 | 頻度不明 |
| 悪心・嘔吐 | 頻度不明 |
| 猩紅熱様・麻疹様・中毒疹様発疹 | 頻度不明 |
| 白血球減少 | 頻度不明 |
| 眠気 | 5%以上 |
| 眩暈 | 5%以上 |
| 知覚異常 | 5%以上 |
| 舌のもつれ | 頻度不明 |
| 貧血 | 頻度不明 |
| 運動失調 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 頻度不明 |
| 食欲不振 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
本剤は抗痙攣作用および炭酸脱水酵素阻害作用を示す。
18.2 抗痙攣作用
電撃痙攣及びペンテトラゾール痙攣試験において、治療指数(LD50/ED50)を指標とした場合、電撃痙攣に対してはフェノバルビタールナトリウムの10倍以上、フェニトインの4~5倍である。ペンテトラゾール痙攣に対してはフェニトインと同程度である。なお、ストリキニーネ及びメチオニン・スルフォキシミン痙攣に対しては抗痙攣作用を示さない(マウス)4)。
18.3 炭酸脱水酵素阻害作用
検圧法および比色法にて炭酸脱水酵素阻害作用を示すことが報告されている5)。
薬物動態
16.1 血中濃度
健康成人に1回5mg/kgを経口投与した場合、投与後2~4時間で最高血中濃度(3~8μg/mL)に達する1)。
16.5 排泄
ラットに10mg/kgを経口投与した実験では、48時間以内に投与量の80~90%が尿中に、10~20%が糞便中に排泄される2)。