医療施設における医師、看護師等の医療従事者の手指消毒
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
損傷皮膚及び粘膜には使用しないこと[刺激作用を有する。]
効能・効果
用法・用量
- 〈医療従事者の通常の手指消毒の場合〉
本剤約3mLを1回手掌にとり、乾燥するまで摩擦する。ただし、血清、膿汁等の有機物が付着している場合は、十分に洗い落した後、本剤による消毒を行う。
- 〈術前・術後の術者の手指消毒の場合〉
手指及び前腕部を石けんでよく洗浄し、水で石けん分を十分洗い落した後、本剤約3mLを手掌にとり、乾燥するまで摩擦し、更にこの本剤による消毒を2回繰り返す。
使用上の注意
記載なし
相互作用
記載なし
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| そう痒感 | 頻度不明 |
| 刺激症状 | 頻度不明 |
| 浮腫等 | 頻度不明 |
| 紅斑 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
タンパク変性及び酵素の切断、糖の分解と乳酸の酸化など代謝への作用、膜透過性障害による溶菌、リン及びカリウムの漏出、解糖の促進、原形質膜の活動を支える酵素に対する作用などが考えられている1)。
18.2 殺菌作用
本剤はベンザルコニウム塩化物を有効成分とするエタノール溶液であり、院内感染起因菌[メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)を含むグラム陽性菌(6株)及びグラム陰性菌(8株)]に対して殺菌効果を示した。また、ウイルスの一部(アデノウイルス5型、ポリオウイルス2型、インフルエンザウイルスA香港型、ムンプスウイルス、単純ヘルペスウイルス1型)に対して不活化効果を示した。しかし、芽胞を形成する細菌(炭疽菌、破傷風菌等)に対する殺菌効果は期待できない。