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子宮卵管撮影
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関節撮影
【警告】
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1.1ショック等の重篤な副作用があらわれることがある。
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1.2本剤は子宮卵管・関節用造影剤であるので、脳槽・脊髄造影には使用しないこと。
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
- 〈効能共通〉
- 2.1ヨード又はヨード造影剤に過敏症の既往歴のある患者
- 〈子宮卵管撮影〉
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2.2妊婦又は妊娠している可能性のある患者
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2.3骨盤腔内に急性炎症性疾患のある患者[症状が悪化するおそれがある。]
効能・効果
用法・用量
- 〈子宮卵管撮影〉
通常、成人1回6~10mLを導管より子宮腔内に注入する。 なお、年齢、体重、撮影部位の大きさにより適宜増減する。
- 〈関節撮影〉
通常、成人1回1~10mLを関節腔内に注入する。 なお、年齢、体重、撮影部位の大きさにより適宜増減する。
使用上の注意
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8.1ショック等の発現に備え、十分な問診を行うこと。
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8.2投与量と投与方法の如何にかかわらず過敏反応を示すことがある。本剤によるショック等の重篤な副作用は、ヨード過敏反応によるものとは限らず、それを確実に予知できる方法はないので、投与に際しては必ず救急処置の準備を行うこと。
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8.3ショック等の重篤な副作用があらわれることがあるので、投与にあたっては、開始時より患者の状態を観察しながら、慎重に投与すること。過敏反応の発現等異常が認められた場合には、直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。また、投与後も患者の状態を十分に観察すること。
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8.4遅発性副作用に備えて、検査終了数時間後にも副作用発現の可能性があることを患者に説明した上で、発疹、悪心等が発現した場合には速やかに主治医等に連絡するよう注意を与えること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
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9.1.1本人又は両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じん麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する患者
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9.1.2重篤な心障害のある患者
本剤と同一成分薬による脳槽・脊髄造影で血圧低下、不整脈等の報告があり、重篤な心障害患者においては症状が悪化するおそれがある。
- 9.1.3慢性呼吸器疾患のある患者
症状が悪化するおそれがある。
- 9.1.4甲状腺疾患のある患者
ヨード過剰に対する自己調節メカニズムが機能できず、症状が悪化するおそれがある。
- 9.1.5多発性骨髄腫の患者
特に脱水症状のある場合、腎不全(無尿等)を起こすおそれがある。
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1重篤な腎障害(無尿等)のある患者
本剤の主たる排泄臓器は腎臓であり、腎機能低下患者では急性腎障害等、症状が悪化するおそれがある。
9.3 肝機能障害患者
- 9.3.1重篤な肝障害のある患者
症状が悪化するおそれがある。
9.5 妊婦
- 〈子宮卵管撮影〉
- 9.5.1妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないこと。子宮卵管撮影は子宮腔内に注入する検査法であり、本剤投与の際はX線照射を伴う。
- 〈関節撮影〉
- 9.5.2妊婦又は妊娠している可能性のある女性には診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。本剤投与の際にはX線照射を伴う。
9.6 授乳婦
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。動物(ラット静脈内投与)で乳汁中への移行が報告されている。
9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。
9.8 高齢者
患者の状態を十分に観察しながら慎重に投与すること。一般に生理機能が低下している。
相互作用
10.2 併用注意(併用に注意すること)
| 薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
|---|---|---|
| ビグアナイド系糖尿病用剤 • メトホルミン塩酸塩、ブホルミン塩酸塩等 |
類薬で乳酸アシドーシスを起こしたとの報告があるので、異常が認められた場合には、ビグアナイド系糖尿病用剤の減量若しくは投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 | ビグアナイド系糖尿病用剤の腎排泄が減少し、血中濃度が上昇するためと考えられている。 |
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| じん麻疹 | 頻度不明 |
| そう痒感 | 頻度不明 |
| 下痢 | 頻度不明 |
| 嘔吐 | 頻度不明 |
| 悪心 | 頻度不明 |
| 検査の1~数時間後の下腹部痛 | 5%以上 |
| 検査の1~数時間後の発熱 | 頻度不明 |
| 甲状腺機能低下症 | 頻度不明 |
| 発疹 | 頻度不明 |
| 発赤 | 頻度不明 |
| 胸内苦悶感 | 頻度不明 |
| 頭痛 | 頻度不明 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 測定法
本剤の主成分(イオトロラン)の構成元素であるヨウ素は高いX線吸収能をもつ。これに基づき、本剤の存在部位と他の生体組織との間にX線画像上のコントラストが生じる。
薬物動態
16.5 排泄
- 〈子宮卵管撮影〉
- 16.5.1本剤100mgI/kgをウサギ子宮腔内に投与したところ、1日以内に尿及び腟からの流出液中に投与量の約97%が排泄された。本剤は子宮腔内投与後、主に腟口から直接排泄されるとともに、一部腹腔内に移行して、その後速やかに血中に吸収されて完全に尿中に排泄された1)。
- 〈関節撮影〉
- 16.5.2本剤100mgI/kgをウサギ後肢膝関節腔内に投与したところ、24時間以内にほぼ完全に尿中に排泄され、糞中への排泄あるいは投与部位での残存は認められなかった1)。