○下記疾患における止血及び自覚症状の改善 胃・十二指腸潰瘍、びらん性胃炎 ○逆流性食道炎における自覚症状の改善 ○胃生検の出血時の止血
効能・効果
用法・用量
| 効能・効果 | 用法・用量 |
|---|---|
| 胃・十二指腸潰瘍及びびらん性胃炎における止血及び自覚症状の改善並びに逆流性食道炎における自覚症状の改善 | アルギン酸ナトリウムとして、通常1回1~3gを1日3~4回、空腹時に経口投与する。 経口投与が不可能な場合には、ゾンデで経鼻的に投与する。年齢、症状により適宜増減する。 |
| 胃生検の出血時の止血 | アルギン酸ナトリウムとして、通常1回0.5~1.5gを経内視鏡的に投与するか、1回1.5gを経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。 |
使用上の注意
記載なし
相互作用
記載なし
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| 下痢 | 1〜5%未満 |
| 便秘 | 1〜5%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
消化管(胃・十二指腸及び食道)粘膜に付着することにより、胃液等の攻撃因子から粘膜を保護する。また、消化管出血部位を被覆し、血液凝固を促進させる9),10),11),12),13) 。
18.2 粘膜保護作用
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18.2.1ラットの摘出胃及び家兎の摘出食道を用いたin vitroの実験でアルギン酸ナトリウムは、胃、食道に持続的に付着し攻撃因子による消化を有意に抑制した9) 。
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18.2.2ラットによる実験でアルギン酸ナトリウムは胃びらん部及び出血部を被覆し粘膜からの組織の崩壊を抑制した9) 。
18.3 止血作用
-
18.3.1ラットによる実験で、アルギン酸ナトリウムは胃バイオプシーによる出血に対して出血時間を短縮させた10) 。
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18.3.2 in vitroの実験で血小板凝集11) 、赤血球凝集12) 、フィブリン形成促進13) などにより止血を促進させた。
薬物動態
16.2 吸収
アルギン酸ナトリウムの吸収は極めて小さい(ラット)1) 。
16.5 排泄
14Cで標識したアルギン酸ナトリウムをラットに経口投与し17時間経過中の14Cを測定した結果、糞中85~91%、尿中0.11~0.16%、呼気中(CO2)0.21~0.42%、血漿中0.002~0.007%であった1) 。