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下記の皮膚真菌症の治療
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白癬:足白癬、体部白癬、股部白癬
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皮膚カンジダ症:指間びらん症、間擦疹
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癜風
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能・効果
用法・用量
1日1回患部に塗布する。
使用上の注意
記載なし
相互作用
記載なし
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 |
|---|---|
| そう痒感 | 1〜5%未満 |
| 亀裂 | 1%未満 |
| 局所の刺激感 | 1〜5%未満 |
| 湿潤 | 1〜5%未満 |
| 発赤・紅斑 | 1〜5%未満 |
| 白癬疹 | 1%未満 |
| 皮膚炎 | 1〜5%未満 |
| 自家感作性皮膚炎 | 頻度不明 |
| 落屑の増加等 | 1〜5%未満 |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
ネチコナゾール塩酸塩の作用機序は、完全発育阻止及び殺菌的作用を示す高濃度域では直接的細胞膜障害が、また部分的発育阻止を示す濃度域においては真菌細胞の構成成分であるエルゴステロールの合成阻害が主で、その作用による膜脂質組成の変化が前者の作用を増強するものと考えられる3) 。
18.2 抗真菌作用
- 18.2.1ネチコナゾール塩酸塩は、皮膚糸状菌をはじめ酵母状真菌、癜風菌などに優れた抗真菌作用を示した。主な臨床分離株に対する最小発育阻止濃度(MIC)は次のとおりである4),5) 。
| 菌種 | MIC(μg/mL) 幾何平均値(最小~最大) |
|---|---|
| Trichophyton rubrum | 0.07(0.05~0.10) |
| Trichophyton mentagrophytes | 0.13(0.10~0.20) |
| Microsporum canis | 0.04(0.012~0.05) |
| Microsporum gypseum | 0.39(0.39) |
| Epidermophyton floccosum | 0.012(0.012) |
| Candida albicans | 12.90(6.25~25) |
| Malassezia furfur 注2) | 0.58(0.08~5) |
培地:サブロー・デキストロース寒天培地
注2)イースト・ニトロゲン・ベースTween60添加寒天培地
- 18.2.2 Trichophyton mentagrophytesによるモルモット背部白癬モデルに対し、優れた治療効果を示した6) 。
薬物動態
16.1 血中濃度
健康成人男子背部に、2%注1) ネチコナゾール塩酸塩クリーム5gを10時間密封塗布し、血中濃度を経時的に測定したところ、ネチコナゾール塩酸塩濃度は塗布後8時間まで上昇し(Cmax=5.9ng/mL)、以後比較的速やかに消失し、24時間後には測定限界以下となった1) 。
注1)本剤の承認された濃度は1%である。