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アスベリン散10%

チペピジンヒベンズ酸塩製剤

添付文書改訂 2025年04月01日

【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

下記疾患に伴う咳嗽及び喀痰喀出困難 感冒、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺炎、肺結核、上気道炎(咽喉頭炎、鼻カタル)、気管支拡張症

用法・用量

チペピジンクエン酸塩として、通常成人1日60~120mg(チペピジンヒベンズ酸塩として、66.5~132.9mg)を3回に分割経口投与する。 小児はチペピジンクエン酸塩として、1日1歳未満5~20mg、1歳以上3歳未満10~25mg、3歳以上6歳未満15~40mgを3回に分割経口投与する。 なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上まわると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に生理機能が低下している。

相互作用

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度
そう痒感 頻度不明
不眠 頻度不明
便秘 頻度不明
口渇 頻度不明
悪心 頻度不明
発疹 頻度不明
眠気 頻度不明
眩暈 頻度不明
胃部不快感・膨満感 頻度不明
腹痛 頻度不明
興奮 頻度不明
軟便・下痢 頻度不明
食欲不振 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

延髄の咳中枢を抑制し咳の感受性を低下させることにより鎮咳作用を示すとともに、気管支腺分泌を亢進し気道粘膜線毛上皮運動を亢進することにより去痰作用を示す。

18.2 鎮咳作用

イヌ16mg/kg(チペピジンとして)経口投与により、コデインリン酸塩とほぼ同程度の鎮咳作用(咳嗽犬法)を示す。 作用は30分~1時間後に発現し、約5~6時間持続する1),2)。

18.3 気管支腺分泌亢進作用

ウサギ100mg/kg経口投与により、ブロムヘキシン塩酸塩50mg/kg経口投与時とほぼ同程度の気管支腺分泌亢進作用(作野氏法)を示す2),3)。

18.4 気道粘膜線毛上皮運動亢進作用

ハト0.6mg/kg(チペピジンとして)筋肉内投与により、気管線毛運動は30分後に1.5倍亢進する4)。

薬物動態

16.1 血中濃度

健康成人男子にチペピジンヒベンズ酸塩を44.28mg(アスベリン錠20 2錠)経口投与したとき、血漿中濃度は約1.3時間後に最高(約37ng/mL)に達する。血漿中濃度の半減期は約1.8時間である。