効能・効果

  • 魚鱗癬

  • 老人性乾皮症

  • アトピー皮膚

  • 進行性指掌角皮症(主婦湿疹の乾燥型)

  • 足蹠部皸裂性皮膚炎

  • 掌蹠角化症

  • 毛孔性苔癬

用法・用量

1日2~3回、患部を清浄にしたのち塗布し、よくすり込む。なお、症状により適宜増減する。

使用上の注意

  1. 8.1 皮膚への適用以外(眼粘膜等の粘膜)には使用しないこと。

  2. 8.2 潰瘍、びらん、傷面への直接塗擦を避けること。

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 炎症、亀裂を伴う患者

一過性の刺激症状を生じることがある。

  1. 9.1.2 皮膚刺激に対する感受性が亢進している患者

一過性の刺激症状を生じることがある。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度 症状・説明
そう痒感 1〜5%未満
丘疹 1%未満
乾燥化 1%未満
亀裂 1〜5%未満
湿疹化 1〜5%未満
潮紅 1〜5%未満
熱感 5%以上
疼痛 5%以上
腫脹 1%未満
過敏症状 5%以上

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

尿素の持つ角層水分保持作用11),12)により、角層水分含有量を増加させ、皮膚の乾燥粗糙化を改善する。

18.2 角質水分保持作用

老人性乾皮症患者の皮疹部に尿素クリーム10%を塗布したところ、外用60分後、120分後において角層水分量の増加が認められた13)。

18.3 生物学的同等性試験

尿素クリーム10%「SUN」とウレパールクリーム10%との生物学的同等性について、豚の腹部皮膚切片に対する保湿効果を角層水分含量(高周波電気伝導度法)を指標として検討した。その結果、両剤の生物学的同等性が確認された14)。

薬物動態

16.1 血中濃度

14C標識した尿素を含む尿素クリーム10%をラット背部皮膚に塗布し、密封した結果、血中放射能濃度は投与後3時間で最大値を示し、以後速やかに消失した1)。

16.3 分布

14C標識した尿素をラットの皮下に投与した結果、脂肪を除く全ての組織に放射能が認められ、投与後1時間で最大値を示した。放射能濃度は腎髄質≫腎皮質>肺、肝臓、脾臓、睾丸、心臓>副腎、脳の順であった。5時間後には腎髄質を除いた全ての組織から速やかな放射能の消失が認められた1)。

16.5 排泄

14C標識した尿素をラットの皮下に投与した結果、投与終了24 時間までの累積放射能排泄率は尿中78.37%、呼気中13.83%、糞中0.14%であった1)。