老人性乾皮症、アトピー皮膚、進行性指掌角皮症(主婦湿疹の乾燥型)、足蹠部皸裂性皮膚炎、掌蹠角化症、毛孔性苔癬、魚鱗癬
効能・効果
用法・用量
1日1~数回、患部に塗擦する。
使用上の注意
-
8.1 皮膚への適用以外(眼粘膜等の粘膜)には使用しないこと。
-
8.2 潰瘍、びらん、傷面への直接塗擦を避けること。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
- 9.1.1 炎症、亀裂を伴う患者
一過性の刺激症状を生じることがある。
- 9.1.2 皮膚刺激に対する感受性が亢進している患者
一過性の刺激症状を生じることがある。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 | 症状・説明 |
|---|---|---|
| ぴりぴり感 | 頻度不明 | — |
| 丘疹 | 頻度不明 | — |
| 灼熱感 | 頻度不明 | — |
| 疼痛 | 頻度不明 | — |
| 瘙痒感 | 頻度不明 | — |
| 紅斑 | 頻度不明 | — |
| 落屑 | 頻度不明 | — |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 作用機序
- 〈10%尿素クリーム(販売中止)〉
角質水分保有力増強作用を示す。
18.2 角質水分保有力増強作用
ヒト足蹠正常角質切片に10%尿素クリームを塗布したのち、冬期を想定した50%相対湿度下に放置した場合、基剤のみのものに比べ10%尿素クリームの方が水分保有力増強作用が大きかった3)。また、走査型電子顕微鏡での観察によれば、10%尿素クリーム塗布患部はなめらかとなり、角質細胞間隔は狭小となる4)。
薬物動態
16.1 血中濃度
- 〈10%尿素クリーム(販売中止)〉
14C-尿素を含有する10%尿素クリーム150mg/kgをラット背部に塗布したとき、血中放射能濃度は投与後3時間で最大値を示し、以後すみやかに、18時間以後はゆっくりと血中より消失した1)。14C-尿素を含有する0.5%尿素溶液1mLをラット背部に皮下投与したとき、血中放射能濃度は投与後1時間で最大値を示し、以後すみやかに、9時間以降はゆっくりと血中より消失した。
16.3 分布
14C-尿素を含有する0.5%尿素溶液1mLをラット背部に皮下投与したとき、脂肪を除いたすべての臓器に14C-尿素が認められ、臓器分布は腎髄質、腎皮質の順に多かった1)。
16.5 排泄
14C-尿素を含有する0.5%尿素溶液1mLをラット背部に皮下投与したとき、14C-尿素は投与後24時間までに尿中へ78.37%、呼気中へ13.83%、糞中へ0.14%排泄された1)。