【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

  1. 2.1 ストレプトマイシン、カナマイシン、ゲンタマイシン、フラジオマイシン等のアミノ糖系抗生物質又はバシトラシンに対し過敏症の既往歴のある患者

  2. 2.2 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • 〈適応菌種〉

バシトラシン/フラジオマイシン感性菌

  • 〈適応症〉

表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、慢性膿皮症、外傷・熱傷及び手術創等の二次感染、びらん・潰瘍の二次感染、腋臭症

用法・用量

通常、1日1~数回直接患部に塗布又は塗擦するか、あるいは無菌ガーゼ等にのばして貼付する。 なお、症状により適宜増減する。

使用上の注意

  1. 8.1 本剤の使用にあたっては、耐性菌の発現等を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の投与にとどめること。

  2. 8.2 感作されるおそれがあるので、観察を十分に行い感作されたことを示す兆候(そう痒、発赤、腫脹、丘疹、小水疱等)があらわれた場合には使用を中止すること。

  3. 8.3 腎障害、難聴があらわれることがあるので長期間連用しないこと。

  4. 8.4 広範囲な熱傷、潰瘍のある皮膚には長期間連用しないこと。

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

一般に生理機能が低下している。

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度 症状・説明
バシトラシン非感受性菌による感染症をおこすことがある。 頻度不明
発疹 頻度不明
発赤 頻度不明
腫脹 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

バシトラシンは蛋白合成及び細胞壁合成を阻害し、フラジオマイシンは蛋白合成を阻害することにより抗菌作用をあらわす1) 。

18.2 抗菌作用

バシトラシン及びフラジオマイシンは広い抗菌スペクトルを有し2),3) 、ブドウ球菌、連鎖球菌などに対し相乗効果を示す(in vitro)4),5) 。