効能・効果

咽頭炎、扁桃炎、口内炎、急性歯肉炎、舌炎、口腔創傷

用法・用量

通常1回1包(2g)を、適量(約100mL)の水又は微温湯に溶解し、1日数回含嗽する。なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度 症状・説明
口中のあれ 1%未満
口腔 頻度不明
咽頭の刺激感 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

アズレンスルホン酸ナトリウム水和物の抗炎症作用は、白血球遊走阻止作用及び肥満細胞からのヒスタミン遊離抑制作用等によるものである。下垂体-副腎系を介さず、また、PGE2生合成阻害作用を示さない。このことから、本剤は炎症組織に対する直接的な局所作用を発揮すると考えられている3),4) 。 炭酸水素ナトリウムは、粘液をアルカリ化することにより局所性の粘液溶解作用を示す5) 。

18.2 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物の各種実験的炎症に対する作用

  1. 18.2.1 抗炎症作用

各種炎症に対するアズレンスルホン酸ナトリウム水和物 (GASN)の抑制効果

起炎物質 動物 GASN 投与方法 GASN投与量
足蹠浮腫法 カラゲニン6) ラット 腹腔内 50~100mg/kg
デキストラン7) ラット 皮下 10-4及び 2×10-5g/mL×0.05mL
  1. 18.2.2 ヒスタミン遊離抑制作用

ヒスタミン遊離物質(HL48/80)により惹起せるラット皮膚のヒスタミン遊離をアズレンスルホン酸ナトリウム水和物50mg/kg/dayの3日間連続腹腔内投与で有意(P<0.01)に抑制された8) 。

  1. 18.2.3 上皮形成促進作用

ウサギの左右前歯肉頬部に生成せしめた火傷創傷に対し、0.05又は0.5%アズレンスルホン酸ナトリウム水和物塗布群(1日5回連日)が対照群に比して治癒日数短縮を示すことが認められた6) 。

18.3 アズレンスルホン酸ナトリウム水和物と炭酸水素ナトリウムの配合意義

ラットを用いた試験で、アズレンスルホン酸ナトリウム水和物と炭酸水素ナトリウムの配合により、実験的炎症に対する協力効果が認められた9) 。