膵外分泌機能検査
【禁忌】(次の患者には投与しないこと)
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2.1 腎機能が高度に低下している患者
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2.2 急性膵炎の急性期 [庇護療法が最優先され、本検査の対象でない。]
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2.3 急性肝炎の急性期
効能・効果
用法・用量
一般に早朝空腹時に採尿後1回1瓶を200mL以上の水とともに服用する。利尿をはかる目的で服用から約1時間後に最低約200mLの水を飲用させるが、それ以後については水分を自由にとらせてかまわない。 検査開始より、3時間以上経過した場合の食事は自由にとらせて良い。 尿は、服用から6時間までの全尿を採尿する。 (成績は服用後6時間までの総尿中のPABA排泄率(%)で表示する。)
使用上の注意
- 8.1 消化酵素含有製剤、消炎酵素剤、利胆剤などの投与を受けている患者では、検査の目的に反するので検査前3日よりこれら薬剤の投与を行わないこと。
9.1 合併症・既往歴等のある患者
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9.1.1 **本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
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9.1.2 アルコールに過敏な体質の患者
本剤はアルコールを含有するので、副作用症状があらわれやすい。
9.2 腎機能障害患者
- 9.2.1 腎機能が高度に低下している患者
投与しないこと。一定時間内の尿中排泄率で評価するため。
9.3 肝機能障害患者
- 9.3.1 急性肝炎の急性期
投与しないこと。庇護療法が最優先され、本検査の対象でない。
9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、診断上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.6 授乳婦
診断上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
副作用
その他の副作用
| 副作用名 | 頻度 | 症状・説明 |
|---|---|---|
| ふらつき感 | 1%未満 | — |
| 下痢 | 1%未満 | — |
| 嘔吐 | 頻度不明 | — |
| 心悸亢進 | 1%未満 | — |
| 悪心 | 1〜5%未満 | — |
| 瘙痒感 | 頻度不明 | — |
| 発疹 | 頻度不明 | — |
| 胃重感 | 1%未満 | — |
| 腹痛 | 1%未満 | — |
| 頭痛 | 1〜5%未満 | — |
| 顔面潮紅 | 1〜5%未満 | — |
薬物動態・作用機序
作用機序
18.1 測定法
ベンチロミドは、安息香酸、チロジン、パラアミノ安息香酸(PABA)から成る合成ペプタイドである。このペプタイドは、経口投与してもほとんど消化管から吸収されないが、膵酵素の一つであるα-キモトリプシンによって容易にしかも特異的に加水分解をうけ、PABAを遊離する。PABAは小腸で吸収され、肝で抱合(主にグリシン抱合)をうけて腎より尿中に排泄される。膵疾患で外分泌能が障害されるとベンチロミドは十分に分解されず、PABA抱合物の尿中排泄が減少する。したがって一定量のベンチロミドを経口投与し、一定時間内の尿中PABA量を測定してその排泄率を求めれば、それはとりもなおさず膵外分泌機能を反映していることになり、膵外分泌機能の診断ができる2),3) 。