効能・効果

  • 下記の疾患に伴う鎮痙効果

  • 肝胆道疾患:胆道ジスキネジー、胆石症、胆のう炎、胆管炎、胆のう剔出後遺症 膵疾患:膵炎 尿路結石

用法・用量

  • 〈錠40mg〉

通常成人は、1回1~2錠(フロプロピオンとして1回40~80mg)を1日3回毎食後経口投与する。 泌尿器科においては、1回2錠を1日3回毎食後経口投与する。 年齢、症状により適宜増減する。

  • 〈錠80mg〉

通常成人は、1回1錠(フロプロピオンとして1回80mg)を1日3回毎食後経口投与する。 年齢、症状により適宜増減する。 なお、尿路結石以外に対する通常の用法及び用量はフロプロピオンとして1回40~80mg1日3回毎食後経口投与する。

  • 〈カプセル40mg〉

通常成人は、1回1~2カプセル(フロプロピオンとして1回40~80mg)を1日3回経口投与する。

使用上の注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

  1. 9.1.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者

9.5 妊婦

妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。

9.6 授乳婦

治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。

9.7 小児等

小児等を対象とした臨床試験は実施していない。

9.8 高齢者

減量するなど注意すること。一般に高齢者では生理機能が低下している。

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度 症状・説明
悪心・嘔気 1〜5%未満
発疹 1〜5%未満
胸やけ 1〜5%未満
腹部膨満感 1〜5%未満

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

COMT(Catechol-o-methyl-transferase)阻害によるアドレナリン作動性作用と、抗セロトニン作用に基づくものとされている。

18.2 COMT阻害による鎮痙作用

本薬の鎮痙作用を、イヌ、モルモット及びラットにて検討した結果、消化管平滑筋とともに膵胆道、尿路系平滑筋の痙縮緩解作用を示した3),4) 。

18.3 オッジ筋の機能異常改善作用

本薬4、8、16、32mg/kgをイヌへ静注したところ、全ての用量でオッジ筋を弛緩させ、胆汁・膵液の十二指腸への排出を促進して膵胆道内圧を低下させた5) 。

薬物動態

16.1 血中濃度

健康成人男子12名に、コスパノンカプセル40mg 6カプセル(フロプロピオンとして240mg注1) )を絶食下単回経口投与し、血漿中の未変化フロプロピオン濃度を測定した。投与後1時間で最高血漿中濃度は約9μg/mLを示し、以後経時的に低下し、24時間後にはほとんど血漿中から消失した。

フロプロピオン240mg絶食下単回経口投与後の血漿中濃度

注1)本剤の承認された用法及び用量は「錠40mg:通常成人は、1回1~2錠(フロプロピオンとして1回40~80mg)を1日3回毎食後経口投与する。泌尿器科においては、1回2錠を1日3回毎食後経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。」「錠80mg:通常成人は、1回1錠(フロプロピオンとして1回80mg)を1日3回毎食後経口投与する。年齢、症状により適宜増減する。なお、尿路結石以外に対する通常の用法及び用量はフロプロピオンとして1回40~80mg1日3回毎食後経口投与する。」「カプセル40mg:通常成人は、1回1~2カプセル(フロプロピオンとして1回40~80mg)を1日3回経口投与する。」である。