【禁忌】(次の患者には投与しないこと)

本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者

効能・効果

  • 湿疹・皮膚炎群

  • 掌蹠膿疱症

  • 尋常性乾癬

  • 皮膚瘙痒症

用法・用量

通常、症状に応じ、各種軟膏基剤に0.2~5.0%に煉合し、患部に1日1~2回塗擦又は貼付する。なお、症状により適宜増減する。

使用上の注意

記載なし

副作用

その他の副作用

副作用名 頻度 症状・説明
光線過敏症 頻度不明
刺激感 頻度不明
瘙痒 頻度不明
皮膚の発赤 頻度不明
腫脹 頻度不明

薬物動態・作用機序

作用機序

18.1 作用機序

  1. 18.1.1 グリテールによるAryl hydrocarbon receptorの活性化によりフィラグリン蛋白の増強及び発現を増加させ、Tヘルパー2サイトカインによるフィラグリン蛋白の発現抑制を回復させる1),2)。

  2. 18.1.2 グリテールは、アトピー性皮膚炎に関与するTヘルパー2サイトカイン産生の阻害作用がある3)。

  3. 18.1.3 グリテールは、アトピー性皮膚炎発症に重要な役割が考えられているインターロイキン33への阻害作用がある4)。

18.2 薬理作用

  1. 18.2.1 血管透過性亢進抑制作用

Hartley系白色雄性モルモットにおいて、ヒスタミン、ブラジキニン誘発血管透過性亢進に対し濃度依存性抑制作用を示した5)。

  1. 18.2.2 足浮腫抑制作用

Wistar系雄性ラットにおいて、カラゲニン足浮腫に対し抑制作用を示した5)。

  1. 18.2.3 紫外線紅斑及びアラキドン酸皮膚発赤抑制作用

Hartley系白色雄性モルモットにおいて、紫外線紅斑及びアラキドン酸皮膚発赤に対し抑制作用を示した5)。

  1. 18.2.4 蛋白滲出及び白血球遊走抑制作用

Wistar系雄性ラットを用いたCMC-pouch法において、蛋白滲出及び白血球遊走に対し抑制作用を示した6)。

  1. 18.2.5 Ⅰ型及びⅣ型アレルギー反応抑制作用

Wistar系雄性ラットにおいて、Ⅰ型アレルギーの48時間homologousPCA反応に対し抑制作用を示した。また、Jcl:ICR系雄性マウスにおいて、オキサゾロン誘発Ⅳ型アレルギー性皮膚炎に対し抑制作用を示した7)。

  1. 18.2.6 抗乾癬作用

ddY系雄性マウスにおいて、乾癬モデルとして有効なTPA誘発皮膚反応である浮腫及び表皮増殖に対し抑制作用を示した8)。