フォシーガ錠 5mg・10mg

提供:医薬品DB



基本情報

販売名: フォシーガ錠 5mg・10mg

一般名: ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物 (Dapagliflozin Propylene Glycolate Hydrate)

製造販売元: アストラゼネカ株式会社

販売提携: 小野薬品工業株式会社

薬効分類: SGLT2阻害剤

規制区分: 処方箋医薬品(注意-医師等の処方箋により使用すること)

規格・含量:

- フォシーガ錠 5mg:1錠中ダパグリフロジン 5mg(ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物として 6.15mg)

- フォシーガ錠 10mg:1錠中ダパグリフロジン 10mg(ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物として 12.3mg)

承認年月日: 2014年3月24日

薬価基準収載日: 2014年5月23日

発売日: 2014年5月23日

化学式: C21H25ClO6•C3H8O2•H2O

分子量: 502.98


効能・用法

効能・効果:

- 2型糖尿病

- 1型糖尿病(インスリンとの併用)

- 慢性心不全(慢性心不全の標準的な治療を受けている患者に限る)

- 慢性腎臓病(末期腎不全または透析施行中の患者を除く)

用法・用量:

- 2型糖尿病: 通常、成人に1日1回5mg経口投与。効果不十分な場合は10mgまで増量可能

- 1型糖尿病: インスリン製剤との併用において1日1回5mg経口投与。効果不十分な場合は10mgまで増量可能

- 慢性心不全・慢性腎臓病: 通常、成人に1日1回10mg経口投与

安全性情報

禁忌:

- 本剤成分に対する過敏症のある患者

- 重度の腎機能障害(eGFR 25mL/min/1.73m²未満)または透析中の患者

副作用:

- 重大な副作用: 低血糖, 腎盂腎炎, フルニエ壊疽, 敗血症, ケトアシドーシス

- その他の副作用: 性器感染症(膣カンジダ症など), 尿路感染症(膀胱炎など), 便秘, 頻尿, 体液量減少

相互作用:

- 利尿薬: 体液量減少のリスク増加

- インスリン・SU薬: 低血糖リスク増加

薬物動態

吸収・分布:

- 最高血中濃度到達時間: 約2時間

- 血漿蛋白結合率: 約91%

代謝・排泄:

- 主に肝代謝(UGT1A9)

- 尿中排泄率: 約75%(主に代謝物)

管理情報

規制区分:

- 処方箋医薬品

貯法・保存条件:

- 室温保存

包装:

- PTP包装: 100錠(10錠×10PTP)

- バラ包装: 100錠(ボトル)

医薬情報提供元:

- アストラゼネカ株式会社 メディカルインフォメーションセンター

 - 問い合わせ: 0120-189-115  
 - URL: [1](https://med.astrazeneca.co.jp)  

インタビューフォーム https://med.astrazeneca.co.jp/product/FXG.html#