サンピロ点眼液 0.5%・1%・2%・3%・4%
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基本情報
販売名: サンピロ点眼液 0.5%・1%・2%・3%・4%
一般名: ピロカルピン塩酸塩
製造販売元: 参天製薬株式会社
販売会社: 参天製薬株式会社
薬効分類: 緑内障治療薬
規制区分: 劇薬
クリニカルエビデンス
主要臨床試験:
- 緑内障患者対象の眼圧下降試験
- 対象: 緑内障患者 - 結果: 点眼30分後より眼圧低下作用を示し、約3時間後に最大効果を発現
- 縮瞳作用の検討試験
- 対象: 健康成人および緑内障患者 - 結果: 点眼約8分後に縮瞳を開始し、約1時間で最小瞳孔径に到達
効能・用法
適応症:
- 緑内障、診断または治療を目的とする縮瞳
用法・用量:
- 通常、0.5～4%液を1日3～5回、1回1～2滴点眼する。
副作用とその管理
重大な副作用:
| 副作用 | 頻度（%） | 初期症状・対応 |
|---|---|---|
| 眼類天疱瘡 | 頻度不明 | 結膜充血、角膜上皮障害、眼瞼癒着 |
| 網膜剥離 | 頻度不明 | 視野の異常、飛蚊症 |
| 気管支痙攣 | 頻度不明 | 呼吸困難、喘息発作 |
その他の副作用:
| 頻度 | 副作用 |
|---|---|
| 頻度不明 | 眼痛、結膜充血、暗黒感、頭痛、悪心、流涎 |
相互作用情報
併用禁忌: 該当なし
併用注意:
| 併用薬 | 影響 | 機序 |
|---|---|---|
| β遮断薬 | 相加作用 | 眼圧下降作用の増強 |
| 副交感神経刺激薬 | 相加作用 | 縮瞳作用の増強 |
緊急時対応
1. 網膜剥離
症状: 視野の異常、飛蚊症、光視症
対応フロー:
1. 投与中止
2. 眼科専門医の診察
3. レーザー治療や手術を検討
2. 気管支痙攣
症状: 呼吸困難、喘息発作
対応フロー:
1. 投与中止
2. 酸素投与、β刺激薬吸入
3. 必要に応じてステロイド投与
FAQ（よくある質問）
Q1. どのような患者に適していますか？
A1. 緑内障患者、および縮瞳が必要な診断や治療の際に使用される。
Q2. 投与時の注意点は？
A2. 点眼後、縮瞳により暗所視力が低下するため、夜間運転は避けること。喘息患者は慎重投与が必要。
製品ページ
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