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Kento.takamatsu (トーク | 投稿記録) ページの作成:「Category:D02732 プランルカスト水和物 (JP18) {{#set: | 販売名 = オノンドライシロップ10% | 一般名 = プランルカスト水和物(Pranlukast Hydrate) | 製造販売元 = 小野薬品工業株式会社 | 薬効分類 = ロイコトリエン受容体拮抗剤(気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤) | 規制区分 = 処方箋医薬品 | 承認年月日 = 2005年5月20日 | 薬価基準収載日 = 2005年12月16日 |…」 |
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- '''白血球減少が確認された場合:''' 血液検査を実施し、感染症リスクに応じた対応を行う。 | - '''白血球減少が確認された場合:''' 血液検査を実施し、感染症リスクに応じた対応を行う。 | ||
- '''肝機能障害発現時:''' 速やかに投薬中止し、肝機能検査を行う。重症例では入院管理を検討。 | - '''肝機能障害発現時:''' 速やかに投薬中止し、肝機能検査を行う。重症例では入院管理を検討。 | ||
2025年3月19日 (水) 11:36時点における最新版
基本情報
販売名: オノンドライシロップ10%
一般名: プランルカスト水和物(Pranlukast Hydrate)
製造販売元: 小野薬品工業株式会社
薬効分類: ロイコトリエン受容体拮抗剤(気管支喘息・アレルギー性鼻炎治療剤)
規制区分: 処方箋医薬品
クリニカルエビデンス
主要臨床試験:
- ONO-1078-40試験(国内第III相試験)
- 対象: 小児気管支喘息患者 - 結果: 喘息症状の改善が確認され、プラセボ群に対し有意差あり
- ONO-1078-41試験(国内第III相試験)
- 対象: 小児アレルギー性鼻炎患者 - 結果: 鼻症状(鼻閉・鼻汁・くしゃみ)の改善が確認
効能・用法
適応症:
- 気管支喘息 - アレルギー性鼻炎
用法・用量:
- 通常、小児にはプランルカスト水和物として1日7mg/kgを2回に分けて経口投与。最大10mg/kg/日。
副作用とその管理
重大な副作用:
- ショック, アナフィラキシー, 白血球減少, 肝機能障害, 横紋筋融解症, 間質性肺炎
相互作用情報
併用禁忌:
- 特になし
併用注意:
- 他の抗アレルギー薬: 相互作用の可能性あり
緊急時対応
アナフィラキシー発現時の対応フロー:
1. 症状の評価(呼吸困難、血圧低下、意識障害などを確認)
2. アドレナリン筋注(0.3mg, 小児は体重に応じた量を投与)
3. 酸素投与・輸液開始(必要に応じて酸素マスク、輸液開始)
4. ステロイド・抗ヒスタミン薬投与(ヒドロコルチゾン・ジフェンヒドラミン等)
5. 循環動態のモニタリング(血圧・心拍数を定期的にチェック)
6. 必要に応じて入院・集中治療
その他の緊急対応:
- 白血球減少が確認された場合: 血液検査を実施し、感染症リスクに応じた対応を行う。
- 肝機能障害発現時: 速やかに投薬中止し、肝機能検査を行う。重症例では入院管理を検討。
FAQ(よくある質問)
Q1. どのような患者に適していますか?
A1. 小児の気管支喘息やアレルギー性鼻炎の患者に適応される。
Q2. 投与時の注意点は?
A2. 用時懸濁し、服用後は速やかに使用すること。
Q3. 他のロイコトリエン受容体拮抗薬との違いは?
A3. 小児適応があり、アレルギー性鼻炎にも使用可能な点が特徴。
製品ページ
[オノンドライシロップ製品情報](https://www.ononavi1717.jp/products/onon)